先日に武蔵浦和近辺へ出かける用事があったため「武蔵野うどん 澤村」へ。
このお店、元々浦和にあった人気店が2019年2月に戸田市美女木へ移転してきたという経緯があるようです。製麺工房としての設備も完備と期待させる看板が。営業時間は昼間のみの11時～16時までとなっています。
北戸田駅と武蔵浦和駅の丁度中間辺りという、徒歩で行くにはかなり苦しい立地となっています。その分、駐車場・駐輪スペースなどはかなり広々と確保されていました。
かなり広い店内。平日のお昼時で席はほとんど埋まっていました。周囲には飲食店が殆どないロケーションだっただけに逆にブルーオーシャンなのかも……?少し順番を待ちましたが10分弱程度で席が空きまして案内してもらいました。
メニューはこちら。武蔵野うどんということで肉汁うどんが一押しだと思われますが、その他も天ぷらが50円からとお安く注文できるのが目に付きますね。かけうどんも380円からとチェーン店並みのお安さ。
今回、肉汁うどんの並盛り(680円)と半熟玉子天(100円)を注文してみました。
まず武蔵野うどんの特徴と言えば、「かてうどん」を自称する、まさにワシワシと噛み締めないとすすれない極太麺でしょう。一本ずつ行かないと食べられません。
それを甘辛濃い目のつけ汁に付けて堪能します。讃岐うどんのような滑らかさには欠ける武骨な麺ですがそれこそが持ち味です。ただ麺量そのものはそこまで多くはなく、大食漢の人は大盛にした方がいいかもしれない、と多少感じました。
つけ汁の具材は大き目の豚肉・油揚げがゴロゴロと入っており、かなり満足度が高いものとなっていました。半熟玉子の天ぷらも揚げたてでお得感ありです。ただトロトロすぎて黄身が多少飛び散ったため、食べる時には少し注意が必要かもしれません……。
取り放題の薬味類も色々と種類が多く、少し独特な物もあります。個人的には生七味と甘がえし生姜がオススメです。
最後はつけ汁をゆず湯で割って締めです。つけ汁が元々かなり濃いので多めに割ってしまっても薄くはならないかと思います。
なお、持ち帰り用のうどん麺も一玉180円で販売していました。
この「武蔵野うどん 澤村」は、お世辞にも立地が良いとは言えず昼営業のみのため、気軽に行けるという店ではありませんが、近隣を立ち寄った際にはまた訪れたいうどん店ですね。
まだ移転オープンしてからそこまで日が立っていないのと、うどん店としては比較的大規模な店舗であるためか店員さんの接客に多少ぎこちなさや不慣れな部分はありましたけれども、この部分は時間が解決してくれる部分かと思われます。
【店名】武蔵野うどん 澤村
【TEL】048-424-7676
【住所】埼玉県戸田市大字美女木1323-6
