住宅ローン所帯持ち会社員がセミリタイア目指してみた

住宅ローンあり・所帯持ちの会社員がセミリタイアを目指します。ソーシャルレンディング・投資・倹約を中心として、IT関連・デジタル機器・B級食べ歩きなども雑多に書いていきます。

ソーシャルレンディング 2018年運用実績 & Funds運営会社の財務状況

2018年のソーシャルレンディング運用実績をまとめてみました。

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分配金50,762円、税引後収益40,561円と投資した金額に対してかなりマイルドな結果となっています。

これはコンスタントに投資し続けた金額が、年間通して平均すると100万円程度という枠に収まることと、TATERU事件によってもう少し注力するはずだったTATERU Fundingが早い段階で募集停止になってしまった、そしてmaneo関連につきましてもグリーンインフラレンディング問題により、早い段階で投資を踏み止まったというのが主に大きな所です。

ただ、結果的には特にmaneoマーケット関連の体たらくを見ていますと、あの段階で踏み止まっていて本当に良かったと思います。少し展開が違えばイケイケドンドンになってしまい、何かしら被弾していた可能性もゼロではなかったでしょう。現状の元本棄損がゼロという私個人の結果は単に巡り合わせや運が良かっただけとしか言えません。

2018年はソーシャルレンディング業界で様々な波乱がありました。私としましては前から述べています通り、信頼の置ける資料から資金繰りが悪くないと判断できる事業者で、短期ファンドを中心に回していくという路線を堅持したいと思っており、かつ現状はソーシャルレンディングが資産全体に占める割合は10%程度に抑えるという方針にしていきます。

昨年秋口にはソーシャルレンディングが全体の20%を越える勢いとなっていましたが、現状はどうしてもリスクを見てしまいますね。新たに投資検討される方に対しても、まずはスパイス程度の金額に収めることを今はオススメしています。

年明けから各所で話題となっているFundsにつきましては、口座開設の手続を既に取っています。また、その仕組みに対しましても意欲的な試みをされている点は理解しています。しかしながら、私個人としましては実ファンドが出てから投資するかどうかは判断したいと思っています。

ただ、運営会社のクラウドポート社につきましては、官報で出ている直近の貸借対照表を見る限り、少なくとも現状での資金繰りは全く問題ないと思われますので、事業者リスクは比較的低いと評価できるでしょう。

kessan.laboneko.jp

ここ昨今の他社問題を鑑みるに、クラウドポート社にはもう少し積極的な財務状況の自社Web公開を期待したく、今後前向きに検討して頂けると幸いです。