住宅ローン所帯持ち会社員がセミリタイア目指してみた

住宅ローンあり・所帯持ちの会社員がセミリタイアを目指します。ソーシャルレンディング・投資・倹約を中心として、IT関連・デジタル機器・B級食べ歩きなども雑多に書いていきます。

Lenovo ideapad720S(AMD搭載)レビュー使用感編

Lenovoモバイルノート「ideapad 720S(AMD)」のレビューとなります。

第3回目でようやく使用感のレビューとなりました。遅筆ですみません。

今までのideapad720Sレビューは下記の通りです。

www.sr2028.com

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【ideapad720S(AMD搭載) 購入モデルのカタログスペック】

今回購入したモデルの性能は下記となります。

CPU:AMD Ryzen 5 2500U APU ( 2.00GHz 2400MHz 2MB )
OS:Windows 10 Home 64 bit
ディスプレイ:13.3"FHD IPS 光沢なしLEDバックライト 1920x1080
メモリー:8.0GB PC4-17000 DDR4 (オンボード) 2133MHz
ストレージ:256GB SSD
標準保証:1年間 引き取り修理
ACアダプター:45W
Office ソフトウエア:なし
グラフィックス:APU内蔵グラフィックス(Radeon Vega 8)
バッテリー:4セル リチウムイオンポリマーバッテリー
Bluetooth:Bluetooth Version 4.1
指紋センサー:搭載
ワイヤレス:IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)

なお、自宅の使用用途としてはWeb・動画閲覧・ブログ作成程度となりますのでそれを踏まえた使用感レビューとなりまして、今回はCPU性能やメモリ性能などのスペック詳細レビューはいたしません。

【ideapad720S(AMD搭載)の外観】

まず外観より。180度開閉が可能でダイヤモンドカットが施された薄型仕様のアルミ筐体です。

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他社でも若干見慣れた仕様とは言え、安価な価格帯でこれはなかなか完成度が高く、他社での10万オーバーモデルと並べても遜色なく見えるでしょう。

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Lenovoロゴは人によっては…でしょうけど、個人的には気にならない範疇。

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Ryzen・RADEONのロゴが個人的には見慣れないため新鮮に見えます。

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なお、端子類は下記の通りです。

【右側】USB3.0(Powered USB)/ヘッドフォンジャック/Novoボタン(リカバリー用)
【左側】USB3.0/USB3.0 Type-C (USB Power Delivery対応)/USB3.0 Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort 出力機能付き)

※USB3.0 Type-Cは1ポート、電源コード用として使用いたします。

【ideapad720S(AMD搭載)のキーボード】

キーボードのタイプ感そのものはなかなか良好だと感じました。キーストロークは昨今の薄型モバイルノートとしては一般的となった浅めの1.2mm程度、しかしそれを大きく感じさせない打感の良さです。

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私はここ数年で業務用としてはHP・東芝・EPSONなどのビジネスモバイルノートを触っていますが、ideapad720Sのキーボードはホームユースながら、それらのビジネスノートにもあまり劣ることのない打ちやすさでした。

この価格帯でバックライト搭載なのもポイント高。ただ、このキーボードには難点もいくつかあります。

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一つ目として「む」キーとENTERキーが完全にくっ付いて隣接しています。慣れないと誤タッチが頻発する人が多いかと。

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そして手が大きくないとホームポジションでは小指がエンターキーまで届きづらく、ここも使いづらいと感じる人はいるかと思われます。※手袋を付けた写真で見づらくてすみません。

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これはThinkpadのように「け」「む」のキーを通常より一回り小さくして、その分エンターキーを大きくすれば大分解決するとは思うのですが……ここはおそらくコストダウンの代償となった部分なのでしょう。

もう一つは矢印キーの部分も気になるところ、左・右キーの大きさを半分にするなど区別して押しやすいようにしてくれれば。こちらも最初は少し慣れが必要となるかと。

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ここもコストダウン部分なのかもしれませんが、上下キーは半分の大きさにしているだけに、左右キーも同じ大きさにすれば何とか打ちやすくできたのでは、と思わなくはない所です。

一体型タッチパッドはなかなか反応が良いです。一昔前に廉価な15型ideapadを買った際には、タッチパッドの反応や左右のクリック動作が強烈に悪く、すぐに投げ出した記憶があり、少しトラウマとなっていた記憶を払拭する作りです。

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【ideapad720S(AMD搭載)の指紋認証】

右下の指紋認証デバイスをタッチして1秒未満でログインできます。これは思った以上に便利でした。誤検知も今のところは一切出ていません。電源ONからの起動自体も高速SSDにより数秒と非常に速いです。

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【ideapad720S(AMD搭載)のサウンド】

サウンド部分はJBLロゴのブラシーボかもしれませんけれども、モバイルノートとしては比較的良い音だと思います。ただ机に置くことを前提として設計されているのか、机から浮かせて使用すると途端に鳴りが控え目、音の立体感が無くなりましたのでここには少し注意するべき点となるでしょう。

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【ideapad720S(AMD搭載)のディスプレイ】

狭額IPSディスプレイは発色が良く、視野もかなり広めで不満がありませんでした。特に動画を見ると以前のノートよりもかなり精細になりましたので、今回の買い替えで何気に一番気に入った部分かも。

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光沢なし液晶なのも個人的にはポイントが高いです。

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 【ideapad720S(AMD搭載)のバッテリー】

バッテリー持ちはAMD Ryzen搭載機の一般的な評判通り、公表スペック通りにあまり持ちは良くないです。初期設定の省電力(中)・バックライトありで使用したところ2時間半で50%強まで落ちましたので5~6時間使用がせいぜいという所でしょう。

加えて省電力状態ではWi-Fiアダプタの挙動そのものが少し弱くなる模様です。個人的利用のレベルでも省電力状態では、別部屋にあるルータへのWiFi接続が不安定になる状況が確認できました。ここはウィークポイントかもしれません。

【ideapad720S(AMD搭載)の評価まとめ】

ideapad 720S (AMD搭載) はコストパフォーマンスに優れており、実際に使用してみても良くまとまったモバイルノートでした。ただ、ウィークポイントもいくつかありますので、検討される際にはそこも加味してお考え下さい。

【ストロングポイント】

・Ryzen5モデルなら7万前半、Ryzen7モデルでも8万強、比較的高性能の軽量モバイルノートがintel版よりも安価で手に入れられる(2018.11月現在)

・指紋認証デバイスの検知率が高く便利

・ディスプレイ・サウンドなどの出力部分も良くまとまっている

・高速SSDの恩恵でOS起動なども高速・快適

【ウィークポイント】

・キーボード配列には多少クセがあり、タイピングを重視する場合は要検討

・Ryzen搭載のためバッテリーの持ちは近年のモバイルノートとしては短め

・省電力状態だとWi-Fiアダプタの挙動に安定性を欠くかもしれない

・intel版720Sに搭載されているThunderbolt端子は非搭載

 

長所・短所を踏まえても私としてはこのRyzen版ideapad720S、全体的にはかなり気に入りました。今後メインノートとして使っていくつもりです。

ideapad 720S (13.3型, AMD搭載) | パワフルなパフォーマンスの軽量スリムノート | レノボジャパン