最近、良い話題があまりなかったソーシャルレンディング業界。
そんな中でもクラウドバンクは米ドル建ファンドを開始するなど、向かい風状態の中で気を吐いている感があります。
先日、平成30年3月期の決算が発表されました。
過去3期赤字だったのが経常利益4億6,800万円、純利益4億6,500万円と大幅黒字に転換しました。利益の殆ど4億4,100万円ほどが「その他営業利益」となっているのは気になるところですが……それを抜いても黒字転換しているので良い結果と言えるでしょう。
個人的には、今期も赤字の結果でしたら段階的な引き上げも検討していました。ただ、この結果を見て今後もクラウドバンクはメインの一つとして投資を続けていこうと考えています。なお、現在8/9まで期間中の新規投資50万円以上でAmazonギフト券プレゼントのサービスキャンペーンをしています。
ただ、米ドル建てのファンドは開始こそされましたが、個人的に食指は伸びていません。24か月は長いですね……せめて12か月程度ならという所です。実際に様子見という人は多いのか応募の伸び自体も残念ながら鈍いですね。
一方、マザーズ上場企業「GA technologies」が運営するRenosyが本日から応募開始した不動産投資型クラウドファンディングは初日から申込殺到状態となりました。
Renosy キャピタル重視型 第1号ファンド | Renosy(リノシー)
募集金額が少額かつ抽選制であり、短期ファンド・利回り8%・優先出資扱いと来れば人気が出るのも当然ではあります。50口ほど応募してみましたが、どうなりますやら。期待せずに抽選結果を待つことにいたします。
なお、TATERU FUNDINGも煩雑だった紙書類のやり取りをなくす旨のお知らせが先日来ていましたし、新規参入事業者も出てくる流れでまたこの業界全体が活発化していくことを期待したいものです。