昨日はBox World Tour Tokyo 2018に行ってました。
Box導入の参考には大変ためになり良かったです。しかし会場運営があまり良くなかったですね。例えば、30分後ろ倒しという話がセッション受付前であったのに関わらず、その10分後に行ってみると普通に部屋が開いていて座っている人多数とか。会場内への全体アナウンスが全くないですし、うまくコントロールが出来ていない印象。
Boxイベントへ初めて参加してみて、ガートナーなど他の大手イベントなどと比べてしまうとあまりこなれていないと思ってしまいました。ただ、この辺りの段取りは回数の積み重ねで解消されていくのかもしれません。
あと、ザ・プリンスパークタワーは自分も昔に社内イベントの運営で利用したことがありまして、個人的には会場の導線などがイマイチかな、と思ったりします。
帰路の途中、ふと御徒町で下りてみました。なんか大分駅舎等が整備されて綺麗になりましたね。最初は老舗のえぞ菊へ久々にまったり寄ろうかと思っていた所、見慣れない店がありましてフラっとそちらへ入店。
チラナイサクラ、少し変わった店名です。
当日雨のせいか当初、私以外には一人しかいませんでした。しかし、私が入った後にポツポツと数人が入店。ここはラーメン横丁と銘打ってまして中本・なんつっ亭・青葉などの有名店が軒を連ねる中、競争はなかなか激しそう。あとは和服の女性店員さんが調理・接客をやっているのが目につきました。
旨玉中華そば(850円)を注文しました。具はかなりバラエティ豊かで鶏ももロースト・アグー豚のベーコン、細切りメンマ、小松菜、ペッパーネギ。
スープは豚骨鶏ガラの清湯に昆布・魚介が加わっていて、あっさりながらも非常にコク深いものになっています。さらに面白いのがカエシの醤油にしじみ出汁がかぶせてあるとのことでして、その風味を強く感じ、スープの出来を一層引き立てて素晴らしいものとなっています。
一方、細切番の麺はつるつる滑らかタイプ、コシはあまりなくさりげない食感・食味でして個人的にはもう少し個性が欲しい所かな、と。麺量はぱっと見よりも実際は結構多いです。
アグー豚のベーコンは単品で行きたいほど美味です。鶏ももローストも良く焼かれていて丁寧な仕事ですが、ただスープとのマッチングはもう一つかな、と食べた直後は感じたのですが、食べ終えてみると少し考えを変えました。
細切りメンマはかなり入っていてサイズの割にはコリコリ感強く、ネギペッパーは強いシャキシャキ感&香辛料での変化、小松菜もかなりのフレッシュ感がありまして、先程の肉類も含めてそれぞれの具材につきましてはスープ・麺とのマッチングよりも個々の存在感を強く感じるものとなっています。
これはしみじみとコク深いスープに穏やかな麺の組み合わせを最初のベースとして、そこにバラエティ豊かで様々な歯ごたえ・食感がある具材で変化を楽しんでもらう、そんなコース料理的な一面があるラーメンかなと個人的には思いました。
麺はもう少し尖った部分があるとさらに良いかな、とは思った所は正直ありまして、麺とスープをまず重視するという人にはひょっとしたら物足りない部分もあるかもしれません。とは言え、全体的には堪能できて、私としてはオススメできるお店ですね。
◇住所:東京都 台東区 上野 5-10-14
◇交通手段
JR山手線「御徒町」駅(南口)より、徒歩1分
銀座線上野広小路駅、日比谷線仲御徒町駅、都営大江戸線上野御徒町駅(A6出口)より、徒歩1分
店内に女子高生ラーメン漫画「ラーメン大好き小泉さん」のサインが飾ってありました。少しピンボケしてます、すみません。