数年前から、ふと気持ちが切れてしまうことが多くなった気がします。
気分転換のために、久々にLOST IN TIME「きのうのこと」を聴いてみました。
インディーズバンドです。デビューしたての頃は夏フェスなどに顔を見せ、ブレイクするかな?と思わせた時期もありましたが紆余曲折あって埋もれてしまいました。とは言え、解散することなく今年でデビュー15周年を迎えたようです。
現メンバーは下記3人のスリーピースバンドです。
・海北大輔 (かいほくだいすけ)
(Vocal,Bass,Piano,AcousticGuitar)
4月24日生まれ、血液型 A型、出身 岩手生れ埼玉育ち
・大岡源一郎(おおおかげんいちろう)
(Drums,Percussions,Chorus)
12月20日生まれ、血液型 A型、出身 東京都大田区
・三井律郎(みついりつお)
(Electric&AcousticGuitar,Bouzouki,Chorus)
10月31日生まれ、血液型 A型、出身 秋田
「きのうのこと」はLOST IN TIMEの2ndアルバムとなります。同年代で似ている系統としてはレミオロメン等でしょうか。若くもなくなりました今では、こういうのを聴いて青臭いと言われる気もしていますが、日本人バンドならではの聴き込めるアルバムに仕上がっていると私は思っています。
特に海北氏の少し掠れた歌声はリリシズムを感じて唯一無二な物がありますね。あとこの頃は榎本氏というメンバーがギターを担当していまして、彼の演奏も独特な熱さがあって良いです。
秒数が限られている中で楽曲の雰囲気を掴めるか何とも言えませんが、視聴はこちらから出来ます。
1「ヒカリ」3「教会通り」4「ココロノウタ」6「列車」11「きのうのこと」辺りが、個人的には好きです。特にタイトル曲でもある11「きのうのこと」は通常の曲ならふっと静かに終わるでしょ、という所からここからあえて長絶叫し続けるか?という暑苦しさがこのバンドの真骨頂。これがくどいと思うともうダメかもしれませんね。
後ろ向きな歌詞ばかりの中で、それでも前を向こうとする一場面を各曲から垣間見れる良盤です。