住宅ローン所帯持ち会社員がセミリタイア目指してみた

住宅ローンあり・所帯持ちの会社員がセミリタイアを目指します。ソーシャルレンディング・投資・倹約を中心として、IT関連・デジタル機器・B級食べ歩きなども雑多に書いていきます。

Zenlogic 中小企業向けAWSレンタルサーバを開始

Zenlogicとは?

Zenlogicはソフトバンクグルーブ傘下のファーストサーバ株式会社(以下、「同社」と記載)が提供するWebホスティングサーバのサービスです。同社と言いますと、以前に顧客のデータ消失を伴う大規模障害が発生したということで強く記憶に残っている方もいるかと思われます。

そのトラブルを契機として、同社は運用に人的手間がかかる自社サーバ所有からYahooのIaaSクラウド基盤へ段階的に環境を移していき、安定稼働の体制を一新・強化していきました。そうして出来たレンタルサービスが「Zenlogicホスティング」です。

自社運用の良さというものも勿論ありますが、クラウド利用がコモディティ化していっている昨今、ITインフラ環境は個々でやるよりも大規模クラウド事業者へ任せる、という判断は至極まっとうなものだと感じます。

「Zenlogicホスティング Powered by AWS」サービス開始

そんな同社にて、新ラインナップとしてAWS(Amazon Web Service)のクラウド基盤を使用した「Zenlogicホスティング Powered by AWS」が5/16より提供開始されます。世界的に実績豊富なクラウドサービスAWSをレンタルサーバー感覚で利用できるサービスです。価格は1か月税抜で10,900円(1vCPU / 1GB)より提供されています。

 

 

今までのZenlogic共有サーバと同様に仮想専用構造を採用し、メモリ・CPUのリソースを独占利用できます。これにより他ユーザーの負荷影響を受けづらく専用サーバと同等以上の性能を確保できるようです。また、AWSクラウド環境の利便性を活かし、vCPUやメモリのみならず、ディスク容量と共にディスク性能の追加向上が出来るなど今までにない柔軟な拡張が出来るようになっています。

さらにはリージョン指定、冗長構成、RDS、SSH接続、SnapShotの提供など、AWSクラウド環境ならではのサービスも拡充される予定とのことで今後の展開が期待できそうです。

中小企業のためのAWSレンタルサーバー

同社ではこの「Zenlogicホスティング Powered by AWS」を専任のIT部門を置くことができない中小企業向けに想定しており、サーバー基盤の保守管理は同社にて365日サポート。作業代行サービスも用意しています。さらにはグループウェア「desknet's NEO」のサービス提供も6月下旬に予定されており、このグループウェア標準提供も中小企業のIT環境構築への一助となるでしょう。

専用サーバーと同等以上の高性能「Zenlogicホスティング Powered by AWS」

個別相談とはなりますがカスタム環境構築も相談を受け付けるようです。特にIT部門がなく専門知識を持ち合わせていない中小企業の担当者様は、お困りの点などをまず問い合わせてみてはいかがでしょうか。